ピアノ発表会のDVDビデオ撮影を業者に依頼するメリットって？

※ピアノ教室の先生向けの記事です。
弊社はピアノ発表会のビデオ撮影を行なっております。
特にピアノの経験者も多く在籍していることから、映像以外の面でも先生と生徒さんのためのサービスを心がけております。

今回は、ピアノ発表会のDVD撮影に関してご紹介していきます。

ピアノ発表会のDVD撮影・ビデオ撮影とは？

ピアノ教室が年に１回開催するピアノ発表会をビデオ撮影し、DVDやブルーレイなどに仕上げて納品するサービスがピアノ発表会のDVD撮影です。
多くの場合、市民ホールや音楽文化ホールなど、ピアノ教室の地域にあるホールを借り、ソロや連弾、アンサンブルなどの発表会を開催しています。

ピアノ教室にとっては、年に１回の成長の発表の場、コンクール出場者のお披露目の場として重要な発表会となっています。

ピアノ教室は年に１回、ピアノ発表会を開催している？

少人数の教室から、50名を超えるような教室まで、多くのピアノ教室が存在しています。
個人事業主のピアノの先生は、ご自宅で開業され、10名〜20名ほどの生徒さんを抱えている方も多く、普段は防音の教室でレッスンを行なっています。

ピアノ発表会は、コンクールに出ない生徒さんにも、しっかりしたホールでのピアノの響き、立ち振る舞い、目標を設定した練習など、多くの学びがあります。
また、日頃ピアノ教室で上達した演奏を、保護者の方やおじいちゃん、おばあちゃんに見ていただく機会として、とても重要な場です。

ピアノ発表会は準備も多く、何より生徒さんの指導が直前まで必要

ピアノ発表会に向け、先生はとても忙しい日々を送っています。
ホールとの打ち合わせやお花の手配、保護者への案内やタイムスケジュールの作成、何より発表会当日に最大限の演奏ができるよう、生徒さんへの指導が直前まで続きます。

そんな中、意思疎通が少なくて済む、「ピアノ発表会を分かっている業者」へ依頼することが大切です。
ピアノ発表会は、常識的なルールの他に、教室や先生ごとに違うこだわりや大切にしていること、決まりがあります。
その様な点を把握し、先生の発表会の進行、段取りにストレスを与えずにDVD撮影を行える業者を探すことが大切です。

DVDはCD録音だけではなく、指の動きや姿勢、表情やペダルの操作まで記録される

多くのホールでは、天吊りマイクを使用し、１日の演奏をCDなどで録音してもらえることがあります。
ただ、音源は忠実に演奏を音で記録しますが、指の動きや表情から読み取れる感情の入れ方、魅せ方、立ち振る舞いやペダルの動きなど、音以外の情報が含まれていません。
もちろん、音からかなりの情報は得られますが、やはり映像と音をセットで聴くことで、生徒さんごとの特徴や改善点、成長した点などを本人もしっかり把握することができます。

会場の天吊りマイク（３点マイク）は、万能では無い

ホールは天吊りマイクとして、２本のステレオペアのマイクを設置していることが多いです。
ホールの反響板や座席の配置など、ある程度ホールの全体の音を拾うために設定された位置に配置してあります。

しかし、オーケストラなどの演奏とは異なり、ピアノは単独の楽器として発表会では演奏するため、不要な雑音や人の雑感が含まれてしまいます。
ホールの響きと言っても、響き以上に余計な音が含まれてしまうケースが多くございます。

そのため、弊社ではピアノの構造を考え、かつホールであるという点で自然な範囲での響きを含めるようなマイク配置にて、ステレオペアマイクをステージ上のピアノから1.5m程度の位置に設置しています。
ピアノ自体の細かなニュアンスの分かる位置であり、ホールの反響を含むしっかりとしたサスティーンを集音できる位置となります。
これにより、後でピアノ発表会のDVDを生徒さんが見た際に、自分の演奏とホールでの音の伸び、切れを客観的に聴くことができます。
また、余計な咳払いや服の擦れる音、パンフレットのペラペラした音など、観客の雑音を極力抑えることが可能です。