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映像&音響機器

ライブ配信機材レンタル業者9選!機器の選び方からトラブル対処法まで解説

「配信機材レンタル」の選び方やセットアップが初めてという方、あるいは「過去の配信でトラブルがあった」という経験をお持ちの方へ。

この記事では、配信機材レンタルの基礎知識から、ライブやハイブリッド配信の具体的な手法、さらには音響や照明との最適な連携方法まで、プロの目線での実践的なアドバイスをお届けします。
機材選びのポイント、コストパフォーマンスの考え方、そして万が一のトラブル時の対処法も詳しく解説します。
配信のクオリティを一段上げるための情報が満載です。あなたの次の配信が、よりスムーズでプロフェッショナルなものとなるようサポートいたします。

配信機材レンタルの基礎知識

配信機材レンタルの基礎知識

近年、オンラインイベントやウェビナーが増加しています。高品質な配信を実現するには、専門的な機材が欠かせません。ここでは、配信機材レンタルの基礎知識をご紹介します。

なぜ配信機材レンタルが必要なのか?

高品質な配信を行うためには、専門的な機材が必要となります。
配信の品質は、ビジネスイメージや視聴者への信頼性に直結します。

Statistaによれば、高品質な配信を行っている企業や団体は、視聴者の再訪問率が高いとされています。

ある大手企業が行ったウェビナーでは、高品質なカメラと音響機材をレンタルし、その結果、視聴者からの評価が高まり、次回イベントの参加者数が前回の2倍に増加しています。

配信機材レンタルは、プロフェッショナルな配信を行う上での必須要件と言えます。

ライブ配信とハイブリッド配信の違い

ライブ配信はリアルタイムでの放送、ハイブリッド配信はリアルでのイベントを行いながら、その様子をオンライン配信するものです。

ライブ配信は、イベントやセミナーなどをその場の雰囲気と共に伝えるためのものです。
ハイブリッド配信は、現地での参加が難しい人向けにオンライン配信を組み合わせることで、より多くの人々に情報を届ける手段です。

目的や対象者に応じて、ライブ配信、ハイブリッド配信を選択することが重要です。

主要な配信機材の紹介

配信の品質を上げるための主要な機材は、カメラ、マイク、エンコーダー、ミキサーなどがあります。
高品質な映像や音声を伝えるためには、これらの機材が不可欠です。

例えば、大学でのオンライン授業では、プロ仕様のカメラとマイクを使用するケースがあります。学生からのフィードバックで「映像と音声が非常にクリアであった」と高い評価を得ることができます。

配信の品質を確保するためには、適切な機材の選定と利用が必要です。

配信の品質は機材選びから。専門的な機材を活用して、視聴者に最高の体験を提供しましょう。

配信機材の選び方

配信機材の選び方

配信機材の選び方は、イベントの成功に直結します。
あなたは、目的や予算に合わせて、最適な機材を選ぶためのポイントを知っていますか?

以下では、シーンに応じた配信機材の選び方やレンタル料金の相場、さらに信頼性の高い業者の選定方法について詳しく解説します。

どんなシーンでどんな機材を選ぶべきか?

シーンや目的に応じて最適な配信機材を選定することが必要です。配信のシーンや規模、目的により必要な機材が異なるためです。
例えば、大規模イベントと小規模のウェビナーでは使用する機材の種類や数が異なります。

企業の製品発表会では、複数のカメラや高性能なマイク、ミキサーが必要になる一方、個人のYouTubeライブではシンプルなセットアップでも十分というケースが考えられます。

配信機材のシンプルなセットアップ

配信の目的やシーンを明確にし、それに応じて機材を選ぶことが最も効果的です。

配信機材のレンタル料金の相場とコストパフォーマンス

予算内で最もコストパフォーマンスの良い機材をレンタルすることが重要です。
同じ機能を持つ機材でも、ブランドや性能、新旧によってレンタル料金に差が出るためです。
最新の4K対応カメラのレンタル料金は、前モデルやフルHD対応のものに比べて高くなる傾向がありますが、必要な機能や画質を満たすならば、前モデルのカメラでも十分です。

必要な機能や品質を満たす範囲で、最もコストパフォーマンスの高い機材を選びましょう。

オススメの配信機材レンタル業者9選

信頼性やサポート体制、機材の種類や価格で選ばれる業者を選ぶことが推奨されます。
トラブル時の対応や機材の品質保証など、信頼性の高い業者を選ぶことで安心して配信を行うことができます。

  • パンダスタジオ
    パンダスタジオレンタルは、インターネット中継、ゲーム実況、e-Sports、ライブ配信向けの主要機材を取り揃えています。
    iPad、無制限のモバイルルーター、LiveU Solo、peplink、さらに業務用ビデオカメラのレンタル在庫も充実しています。
  • ダスキンレントオール
    ダスキンレントオールは、生活用品全般の貸出に対応していますが、音響、映像、照明用品等もレンタルしています。
    基本料金1泊2日で追加日数ごとに料金が追加されます。
  • エイペックスレンタル
    APEX RENTALSは、個人・法人を問わずカメラやレンズのレンタルが可能です。
    最新のミラーレスカメラ、キヤノンRF、ニコンZ、ソニーα、及びその交換レンズを業界トップのラインナップと在庫で提供しています。
    「2泊3日以上のレンタル」および「レンタル料金が3,000円以上」の場合、お届けの送料は無料です。
  • アークベル株式会社
    アークベル株式会社は、映像音響や撮影機材のレンタルから映像制作まで、一貫してサービスを提供しています。
    プロンプターのレンタルは、1日22,000円(税込)~、ライブ配信ユニットは44,000円(税込)~、業務用ビデオカメラは8,800円(税込)~となっています。
    他にも多様な機材をレンタルできます。
  • マップレンタル
    マップレンタルでは、一眼レフカメラを始めとした撮影機材や、三脚、照明灯などの撮影補助具を幅広くレンタルすることができる総合サービスを提供しています。
    レンタル料金は日ごとに決まっており、カメラは、1日レンタル料金は、機種にもよりますが、1万円~2万円前後です。
  • ビデオエイペックス(APEXレンタル)
    ビデオエイペックスは、映像・音響・IT機材のレンタルを主軸に、ダビングやビデオ編集、さらにビデオ撮影・制作のサービスも提供する企業です。
    カメラ、ビデオスイッチャーなど、ライブ配信に必要な機材のレンタルが数千円~可能です。
  • 配信機材レンタルセンター
    配信機材レンタルセンターは、テレビ番組の制作会社に特化したカメラや映像機材のレンタルサービスを提供するメディア・リースの専門店です。
    業務用ビデオカメラは、1万円~2万円程度でレンタル可能です。
    他にもモバイルルーター、パソコン、スピーカー等、配信に関わる様々な機材のレンタルが可能です。
  • 東京カメラ機材レンタル
    東京カメラ機材レンタルは、低価格で、一眼レフ、交換レンズ、ビデオカメラを1日(2泊3日)からのレンタルが可能です。個人での利用も可能です。
    1泊分の料金で最長2泊3日で機材の貸出をしています。
    カメラは2泊3日で1万円~2万円程度となっています。
    その他にも照明、マイク、ジンバル、三脚など、撮影に関わる様々な機材のレンタルが可能です。
  • レンティオ
    レンティオは「購入せず試せる」家電のサブスクリプション・レンタルサービスを提供しています。
    iRobotやSHARP、SONY、Panasonic、siroca、BALMUDA、GoPro、YA-MAN、Combiなど、カメラ、生活家電、ベビーカーなどを直ちにレンタルし利用することが可能です。
    音響機材を手頃な価格でレンタルし、送料は無料。最短で即日発送、コンビニでの返却も可能です。
    日単位の短期から1ヶ月単位のサブスクリプションまで選択でき、点検済みの中古・新品を信頼の保証とともに提供しています。個人から法人まで、幅広く利用できます。

以上、9件の配信機材のレンタルが可能な業者です。
自身のニーズや予算に合わせて、信頼性の高い業者を選択しましょう。

正確なニーズを把握し、それに基づいて最適な機材と信頼性の高い業者を選ぶことが、成功する配信の第一歩です。

ライブ配信のためのセットアップ方法

ライブ配信を成功させるためには、適切なセットアップが必須です。プラットフォームの選び方から、複数カメラの利用、高画質配信の方法まで、詳しく解説いたします。

YouTubeLiveやZoomなどの配信プラットフォームでのセットアップ方法

各配信プラットフォームには独自のセットアップ方法があり、その遵守がクオリティの高い配信を実現します。
YouTubeLiveやZoomは、ユーザ数が多い主要な配信プラットフォームであり、それぞれのプラットフォームが提供する公式ガイドラインやドキュメントに従うことで、最適な配信環境を整えることができます。
Zoomでは、事前にミーティングの設定で「HD」の画質をオンにすることで、高画質配信が可能になります。

設定でZoomのグループHDをオンにする手順:

  1. 「設定」を選択。
  2. 「ミーティング」の中で「グループHD」をオンにする。
  3. 「標準HD(720p)」または「フルHD(1080p)」を選ぶ。

一方、YouTubeLiveでは、エンコーダー設定やビットレートの調整により、視聴者に快適に視聴してもらうための配信を実現します。
各プラットフォームの特性を理解し、公式のガイドラインに基づくセットアップを心がけることで、安定した配信を行うことができます。

複数のカメラでの生中継やスイッチング方法

複数のカメラを使用することで、よりプロフェッショナルなライブ配信が可能となります。
視聴者は、単一のカメラアングルよりも、複数のアングルからの映像が切り替わることで、内容に没入しやすくなります。

大規模なコンサートやセミナーでは、メインカメラ、サブカメラ、オーディエンスカメラなど、複数のカメラを使って映像を切り替えることで、視聴者に臨場感を提供しています。
スイッチング機材を利用して、複数のカメラを適切に切り替えることで、視聴者にとって魅力的な配信を実現できます。

高画質配信のための機材と設定

高画質の配信を行うためには、専用の機材と適切な設定が不可欠です。
視聴者はクリアな映像を好む傾向があり、高画質の配信は視聴時間の延長や再視聴率の向上に繋がります。

4Kカメラや専用のエンコーダー、高速なインターネット環境を利用することで、細部まで鮮明な映像を配信することが可能です。
質の高い映像は視聴者を引きつける要因となるため、最適な機材選びと設定を行うことが求められます。

配信のクオリティは視聴者の満足度に直結します。適切なセットアップと機材選びで、より多くの人々を魅了しましょう。

ハイブリッド配信の特徴とセットアップ方法

ハイブリッド配信の特徴とセットアップ方法

ハイブリッド配信は従来のライブ配信との違いを持ちつつ、オンラインとオフラインの両方の要素を組み合わせた新しい形の配信スタイルです。このセクションでは、ハイブリッド配信の特徴と、それに伴う効果的なセットアップ方法を学びます。

バーチャルイベントやVR体験の機材選び

バーチャルイベントやVR体験に適した機材の選定は、そのイベントの内容と目的に合わせて行うべきです。
VRやAR技術は急速に進化しており、その技術を最大限活用するためには専用の機材が必要とされています。

一般的なライブ配信機材では、3Dの空間を正確にキャプチャする能力や、高解像度でのリアルタイムストリーミングが困難です。

あるバーチャルコンサートでは、特定のVRカメラとハイエンドのPCを使用して、リアルタイムでの3D体験を提供し、視聴者に独特の没入感を感じさせることに成功しています。

バーチャルイベントやVR体験を成功させるためには、目的と内容に応じた機材選びが必要不可欠です。

在宅ワークやリモートワークでの配信設定

在宅ワークやリモートワークの配信設定は、安定性と利便性を重視する必要があります。
2020年以降、リモートワークが急速に普及し、安定したインターネット接続と適切な機材が必要とされています。
効率的なコミュニケーションのため、高品質のマイクやカメラ、及び適切な照明機材の使用が推奨されます。

リモート会議では、高解像度のウェブカメラとノイズキャンセリング機能付きのマイクを使用し、明るく均一な照明の下でコミュニケーションを行うのが良いです。
リモートワークの効率的なコミュニケーションのためには、適切な配信設定と機材の使用が欠かせません。

モバイルルーターや無線スポットの活用方法

モバイルルーターや無線スポットの活用方法

外出先や移動中でも安定した配信を行うためには、モバイルルーターや無線スポットの活用が効果的です。
固定回線の利用が困難な場所でも、モバイルルーターを使用すれば高速なインターネット接続が可能です。
最近のモバイルルーターは大容量のデータ通信や複数のデバイスへの同時接続もサポートしています。

例えば、営業を行う会社員は、外出先での商談時にモバイルルーターを利用し、オフィスのデータベースにリアルタイムでアクセスするケースもあります。

移動中や外出先でも安定したインターネット接続を確保するために、モバイルルーターや無線スポットの活用が不可欠です。

ハイブリッド配信を効果的に実施するためには、適切な機材の選択と設定、そして安定したインターネット接続がキーとなります。

音響・照明との連携方法

配信において映像だけでなく、音響と照明の調整が重要です。これらの連携により、プロフェッショナルな配信を実現することができます。

ライブ配信やオンラインイベントでの音響機材のセッティング

ライブ配信やオンラインイベントでの音響機材のセッティング

適切な音響機材のセッティングは、視聴者の満足度を大きく左右します。
映像と異なり、音声の不具合はリアルタイムで修正が難しく、また映像以上に視聴者の感情や集中を左右するため、事前の適切なセットアップが不可欠です。

音響設定の不備が原因で参加者の半数以上がセミナーを早退するという事態も想定されます。後のアンケートでは「音が聞き取りにくかった」という声が多数寄せられるというケースもあります。
ライブ配信やオンラインイベントでは、音響機材の正確なセッティングが成功の鍵となります。

映像との同期やミックスの方法

映像と音声の同期は、視聴者がコンテンツに没入するための基本要件です。
人間の感覚は、映像と音声のタイミングのズレ(リップシンクのずれ)を0.2秒以上感じると、不自然と感じるとされています。

人気Youtuberが映像と音声の同期に失敗した動画をアップロードし、多くのコメントで「音が遅れてる」との指摘を受け、後に修正した動画を再アップロードするといったこともあります。

映像と音声の同期は、プロの配信を行う際の最低限の要件と言えます。

照明機材のレンタルと効果的な利用方法

照明は被写体を際立たせ、視聴者の注目を引く要素となります。
照明の強弱や角度によって、被写体の立体感や雰囲気を大きく変えることができるため、照明機材の選択と利用方法は非常に重要です。

あるオンラインコンサートでは、アーティストのパフォーマンスを彩るための照明が工夫され、視聴者から「ライブ会場のような迫力」と高評価を得ています。

適切な照明機材のレンタルとその利用法は、配信のクオリティを飛躍的に向上させる要因となります。

映像や音声だけでなく、音響や照明も適切に連携させることで、高品質な配信を実現することができます。

配信のトラブルシューティングとサポート

配信のトラブルシューティングとサポート

配信中に予期せぬトラブルが発生した場合、迅速な対応が求められます。また、高価なレンタル機材の適切な取り扱いやメンテナンスは欠かせません。本章では、配信中のトラブル対処から専門技術者へのサポートまでを解説します。

配信中のトラブルとその対処法

配信中のトラブルには様々なものがありますが、事前のリハーサルやチェックリストの活用で対処が可能です。

Open Broadcaster Software(OBS)の公式フォーラムによれば、多くのユーザーが配信中に接続や映像のトラブルを経験しています。

あるイベントでは、配信開始10分後に映像が途切れるトラブルが発生していますが、事前にトラブルシューティングリストを用意していたため、短時間で原因を特定し、再配信を行うことができました。

事前の準備とトラブルシューティングリストの用意が、配信中のトラブル対処の鍵となります。

レンタル機材のメンテナンスや返却方法

レンタル機材は、返却前に基本的なメンテナンスと清掃が求められます。
多くのレンタル業者は、機材の返却ガイドラインを公式サイトに掲載しており、適切な返却を促しています。

あるレンタル業者では、返却時に機材の外部を拭き取り、付属品を確認することを要求しています。これに従わなかった場合、追加料金が発生することもルールにあります。

返却前に機材の状態を確認し、業者のガイドラインに従ったメンテナンスを行うことが大切です。

専門技術者によるサポートや相談方法

専門技術者のサポートは、高度なトラブルや設定において非常に役立ちます。
配信機材の複雑さや、技術の進化に伴い、一般のユーザーが知らないトラブルや設定が増えてきています。

あるイベントでは、特定の設定が原因で映像が乱れてしまいましたが、専門技術者のサポートにより、迅速に解決し成功した配信を行うことができました。

専門技術者のサポートや相談を適時活用することで、安定した配信を実現できます。

配信は事前の準備と、予期せぬトラブルへの対応力が求められます。レンタル機材の取り扱いや専門のサポートを適切に活用することで、スムーズな配信を実現しましょう。

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